目次
結論:腸内環境を改善するためには【原因の排除】が先!
【腸内環境が荒れる原因】
原因1:グルテン
グルテンのデメリット
グルテン:小麦から生成されるタンパク質の主成分。
・体内に滞留しやすく排出しにくい。
・棘がある構造のせいで腸壁に穴を開けて腸が荒れやすい。
・腸の中で吸収されにくいし、他の栄養素の吸収を阻害する。
・小麦の加工食品は、体内での分解しにくい。体が冷えて代謝が下がりやすい。
原因2:カゼイン
カゼインのデメリット
カゼイン:牛乳やチーズなどの乳製品に含まれている「タンパク質」の一種。
カゼインには5種類あり、現時点で体に悪影響を及ぼすと言われているαs1型とBA1型に注意が必要です。
αs1型カゼインを頻繁に摂取すると腸内に未消化物が多くなり、腸の炎症やアレルギー反応を起こしやすくなります。
牛乳に多く含まれるαS1カゼインは消化できないことで遅延型アレルギーの原因にもなります。
BA1型カゼインは依存性のあるモルヒネ様物質が出るため、チーズやクリーミーなものが好きでなかなかやめれないといったことが起こります。
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原因3:精製糖質
甘いものを日常的に摂っていると、腸にカビが増えて"腸管カンジタ"を招く恐れがあるんだ。
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原因4:悪影響を及ぼしやすい油
避けたい油 )トランス脂肪酸
トランス脂肪酸
▼特徴
人工的に作られた物で消化分解が難しく、体内に蓄積しやすい。デトックスに240日もの期間が必要とも言われる。
▼成分表示
マーガリン、ショートニング、ファットスプレッド、食用植物油、加工油脂
▼多く含まれる食材
マーガリン、ショートニング、ファットスプレッド、ビスケット類(クッキー・パイ・半生ケーキなど)、コーン系スナック菓子、生クリーム、菓子パン、クロワッサン、デニッシュ、ピザ、ハンバーガー、ドーナツ、市販の揚げ物、マヨネーズ、カップラーメン、チョコレート菓子
トランス脂肪酸が体に及ぼす悪影響
- 悪玉コレステロール(LDL)の増加により冠動脈性心疾患のリスクを高める
- 細胞へダメージを与え、腸の炎症や老化を促進させる
- 心不全・心筋梗塞、動脈硬化・不整脈・アルツハイマーなどの原因
控えたい油 )オメガ6
オメガ6を多く含む食材
ウィンナー、ベーコン、マーガリンを使う洋菓子、市販の揚げ物
サラダ油、ごま油、コーン油、ひまわり油、なたね油、マヨネーズ、マーガリンなど
オメガ6過剰摂取が体に及ぼす悪影響
- 腸内環境が乱れ、免疫力が低下しやすい。
- 喘息、鼻炎、アトピーなどの慢性炎症を引き起こしやすい。
- 活性酸素を発生させやすく、老化を促進させる。
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原因5:アルコール、添加物、加工食品、抗生剤物質
まとめ
腸内環境を改善するポイント
- 良いサプリや食べ物を摂る前に原因の特定、排除が優先!
- 悪習を断つことが腸内環境改善への近道。