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【日課にすべき!】腸内環境のセルフチェック方法!
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摂りすぎると便秘まっしぐら?不溶性食物繊維
不溶性食物繊維を多く含む食品例穀類 大麦、オートミール、キヌアなど 野菜 ごぼう、れんこん、たけのこ、セロリ、ブロッコリー、インゲン豆など 果物 りんご、梨など 豆類 大豆、アーモンドなど きのこ類 キクラゲ、しいたけ、えのきなど
不溶性食物繊維の効果・働き
- 腸内で水分を吸収して膨らみ、腸壁を刺激して腸の蠕動運動を促す
- 便の量を増やす
- 腸内の毒素など、様々な物質を吸収して、便と一緒に体外へ排出する
- GLP-1の分泌を促し、食欲や血糖値を抑制
- 腸内環境の劣化を防ぐ
- 早食いや食べすぎを予防
下痢や軟便は摂り過ぎかも?水溶性食物繊維
水溶性食物繊維を多く含む食品例海藻類 わかめ、めかぶ、昆布など 穀類 大麦、押し麦、オートミール、キヌアなど 野菜 切り干し大根、なめこ、ごぼう、モロヘイヤ、芽キャベツ、エシャレット、ニンニク、アボカドなど 果物 レモン、金柑、キウイなど 豆類 大豆、ひよこ豆、そら豆、えんどう豆など
水溶性食物繊維の効果・働き
- 便の水分量を増やし、柔らかくする
- 腸内の善玉菌を増やす効果があり、お腹の中でゲル状の柔らかい便を作る
- 短鎖脂肪酸を生成し、腸内環境を整える
- ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌のエサとなる
- 人体に有害な物質の吸収を妨げ、便として排出させる。
- GLP-1の分泌を促し、食欲や血糖値を抑制
- 糖尿病を予防。ブドウ糖の吸収速度を遅くし、食後の急激な血糖の上昇を防ぐ。
- 動脈硬化を予防。胆汁酸やコレステロールの吸収を抑制する。
- 高血圧を予防。水溶性の中でもアルギン酸に顕著。ナトリウムを排除して血圧を下げる。
- 腸内環境を整える重要な役割を担う短鎖脂肪酸を生産する
食物繊維の摂取目安量
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2020年版)では、
18〜64歳の日本人一日当たりの食物繊維摂取目標量は男性21g以上、女性18g以上とされています。
参照:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586553.pdf
参照:厚生労働省「平成30年国民健康・栄養調査結果の概要」https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000688863.pdf
不溶性と水溶性の理想的なバランス比は?
まとめ
闇雲に野菜を食べまくる前に、まずは腸内環境のセルフチェックから!
便の状態から、今の自分に不足している食物繊維の種類を適切に選びましょう。